NPO法人日本食育協会 トップページ 日本食育協会について 活動状況 食育指導士とは 食育講座
活動状況
前年までの活動状況
◇2011年食育協会年間スケジュール

1月
     23日(日)福岡 食育指導士講習会

2月
     20日(日)東京 食育指導士講習会
     27日(日)静岡 食育指導士講習会

3月
     26・27日(土・日) 福岡 食育講義実践講座

4月
     19日(火) 名古屋 食育シンポジウム
     23日(土) 金沢(石川)食育指導士講習会

5月
     20・21・22日(金・土・日) 東京 上級食育指導士講習会

6月
     12・13日(日・月) 東京 上級食育指導士講習会
      
7月
     18日(月祝) 東京・大阪 上級食育指導士受講者試験
     30日(土) 帯広(北海道) 食育指導士講習会
     31日(日) 札幌(北海道) 食育指導士講習会
      
9月
     18日(日) いわき(福島) 食育指導士講習会
     23日(金祝) 東京 食育指導士講習会

10月
     15日(土) 大阪 食育指導士講習会
     23日(日) 横浜 食育指導士講習会

11月
     12日(土) 名古屋 食育指導士講習会
     18・19日(金・土) 東京 食育講義実践講座

12月
     17日(土) 四国中央市(愛媛) 食育指導士講習会

 

◇「2011年度 食育シンポジウム」の実施報告

 
   食育シンポジウム「子どもたちの未来へ」開催

 2011年の食育シンポジウムは、4月15日横浜、4月19日名古屋での開催予定で準備を進めていましたが、3月11日に発生した東日本大震災の余震、計画停電などの影響を考え横浜の食育シンポジウムを中止としました。参加を予定されていた方には申し訳ございませんでした。被災地の皆様の健康と一日も早い復興を願っています。名古屋の食育シンポジウムは予定通り開催し、約1,000名の方が参加し「子どもたちの未来へ」について考えました。

*「食育シンポジウム」概略
名古屋の中京大学文化市民会館で開催したシンポジウムは、主催者を代表し、当協会の小林修平理事長の挨拶で始まり、愛知県食育推進課長 可知祐一郎氏より来賓の挨拶を頂きました。
その後、基調講演@として、京都府立大学大学院 生命環境科学研究所の 大谷貴美子先生に、「食べることの意味、食育の必要性」をテーマに、こころと食の関係、1回1回の食事の大切さ、食の基本は家庭の食事などを中心に講演頂きました。
基調講演Aでは、荒川区立汐入小学校主査栄養士の 宮島則子先生に「生きる力を育む食育実践」〜命・食・農を学ぶ〜のテーマで、子どもたちに生きる力、食と環境の問題、しっかり噛むことの大切さ、命の大切さなどを語って頂きました。
20分の休憩後は皆さんが楽しみにされているパネルディスカッションでしたが、当日会場にWHO世界保健機関の 神田知先生が来場されており急遽ご挨拶を頂く。現在取り組んでいるカリブ海諸国の生活習慣病の問題、WHOの生活習慣病予防の推進、小さな子どもを含んだ子どもの食環境の整備、日本の食文化すばらしさなどのご挨拶頂く。
パネルディスカッションはコーディネーターに鈴木雅子先生、パネラーに砂田登志子先生・本多京子先生・長野美根先生・吉川珠美先生と、当協会理事の皆さんに「食の自立」〜一生の宝〜をテーマに、それぞれの先生から色々な角度から語って頂きました。
今年の基調講演は、大谷先生・宮島先生が保育園・小学校の実際の現場での体験から話された貴重な内容で、今後の子どもたちへの食育に活かされるものでした。
最後に、閉会の辞を協会の澤井専務理事が行い、盛況のうちに無事終了致しました。
  
 *プログラム紹介

「食育シンポジウム」
テーマ:「子どもたちの未来へ」
                          敬称略
12:30 開会
      主催者挨拶 NPО法人日本食育協会 理事長 小林 修平
      来賓挨拶
            愛知県食育推進課長       熊谷 晃

12:45 基調講演@
        「食べることの意味、食育の必要性」
            京都府立大学大学院 生命環境科学研究所
                         教授 大谷 貴美子

13:45 基調講演A
        「生きる力を育む食育実践」〜命・食・農を学ぶ〜
            荒川区立汐入小学校 主査栄養士 宮島 則子
14:30 休憩

14:50 特別ゲスト
            WHO世界保健機関 非感染症予防分野専門官
                            神田 知

15:00 パネルディスカッション
        「食の自立」〜一生の宝〜
          コーディネーター     医学博士 鈴木 雅子
            パネリスト 食育ジャーナリスト 砂田 登志子
                       医学博士 本多 京子
                       医学博士 長野 美根
                      管理栄養士 吉川 珠美

16:30 閉会のことば
           NPO法人日本食育協会 専務理事 澤井 永治


◇第6回食育推進全国大会

 今年は6月18・19日静岡県三島市で、内閣府・静岡県・三島市の主催で開催され、テーマは「食のもてなし、知る・つくる・楽しむ」〜ふじのくに食の都へようこそ〜でした。
両日共、雨が降る生憎の天候でしたが、過去最高の5万1千人が来場され、多くの方が講演会・イベントに参加され、227の展示ブースに立ち寄られていました。
私共、日本食育協会も今回で4回目の展示ブースの出展となり、協会の案内・活動資料などの展示と資料の配布を行い、多くの方が協会の展示に興味を持ち立ち寄っていかれました。
今年も全国の企業・団体が展示され、地元からは地産地消の食材の展示だけでなく即売会も開催していました。人気があったのは、今回会場として使用した小学校のランチルームで給食を食べさせてくれるコーナーでした。昔の味気ない給食と違い、栄養バランスに美味しさもプラスされた給食で、今の子どもたちがうらやましくなりました。
協会展示ブースの運営には小田原で活動されている食育指導士の皆さんにご協力いただきました。
また、沢山の協会会員・食育指導士の皆さんにもお立ち寄りいただきありがとうございました。
  

◇キッズクッキングセミナー

 食育協会主催で、西宮(8月10日34名)・渋谷(8月12日35名)にて小学生を対象にキッズクッキングセミナーを開催しました。
  
  当日は保護者に連れられた小学1年生から6年生の子どもが元気良く会場に集合しました。
 今回のクッキングは、子どもたちだけで料理を作ることを目的にして、保護者の皆さんは別室に待機してもらい、途中で見学を数回入れるという企画です。
 料理の先生には、当協会の理事でもある長野美根先生に担当いただき、各テーブルのサポートには食育指導士の資格を持ち、管理栄養士を目指している学生8名に協力いただきました。
 会議室で保護者とお子様に挨拶と進行説明後、クッキングルームに移動です。
 夏休みの企画でもあり、子どもたちの夏休みの自由研究にとワカメの実験を最初にしました。実験は同じワカメの量でも、もどすときの水の量でワカメの重さがどのように変わるかを調べました。(皆様もどうなるか子どもと実験をどうぞ)
 さて本来の目的であるクッキングのメニューですが、今回はイワシのかば焼き、おにぎり、酢の物、みそ汁、デザートでした。
 全てのメニューを子どもたちに作ってもらいたいのですが、時間の関係もありイワシのかば焼きとおにぎりを中心に調理しました。
 イワシのかば焼きは、子どもたちが包丁を使い頭を落とし腹をきり、指で内臓を取り、そして指を使って開きます。気持ち悪いなどの言葉も聞こえましたが、1年生から全ての子どもがチャレンジし、みごとなイワシの手開きができました。中には教える必要がないほどの腕前の子どももいてビックリでした。
 企画の段階では、小さな子どもに包丁を使わせることに一抹の不安もありましたが、取り越し苦労でした。(注意はしっかりとした上で)
 開いたイワシは特製のタレを作り、フライパンで焼き、タレをからめて完成です。
 おにぎりはご飯を炊くときに、お釜の中にコンブと梅干を入れて、炊きあがったらコンブを細かくきざみ、梅干しは種を取り果肉の部分をご飯に戻し均等に全体にかき混ぜ、おにぎりにむすびました。
 今回は保護者の分と2名分作りましたが、自分が作った料理を食べてもらおうとの思いを調理中に感じることができ、一生懸命作った料理を間違えてはいけないと、名前を書いた付箋紙をお皿に貼り管理しました。
 予定の時間より大幅に遅れましたが、イワシのかば焼き、梅おにぎりを子どもたちが自ら食事会場に運び保護者の皆さんと会食です。
 イワシのかば焼きは大好評で、保護者の第一声が美味しいのことばでした。そのことばに子どもたちのうれしそうな笑顔が印象的でした。
 最近の子どもたちはさかな離れとの声を良く耳にしますが、さかなの料理をだす機会が減っていることが大きく影響しているのではないでしょうか。是非、さかなを使った料理をおかずにお出しください。今回もみごとに自分が調理したイワシのかば焼きをきれいに食べる子がほとんどでした。好き嫌いを無くし、栄養のバランスを考えたときに、子どもたちに調理をさせることは食育の原点の一つだと感じました。


以上
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