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日本食育協会について
各理事より
二見 大介 二見 大介(ふたみ だいすけ)
社団法人 日本栄養士会参与
 1943年生まれ、1966年に東京都衛生局公衆衛生部を皮切りに、厚生省栄養課調査係長、同栄養専門官、同看護研修研究センター講師、女子栄養大学教授、同栄養科学専攻学科長等を経て、2004年(社)日本栄養士会常務理事、2006年同 専務理事の要職を努め、現在は 同 参与。この間、厚生省「介護福祉国家試験」「管理栄養士国家試験」等の委員及び自治医科大学、聖徳大学大学院、東京家政学院大学、川村学園女子大学等の講師を歴任。2011年には、新潟県立大学健康栄養学部教授に就任。2009年7月当協会理事に就任。
「人々の絆や連帯の核に食を……。」
理事  二見 大介
"栄養のあるもの"をバランスよく食べようと言う事が食育において取り上げられる。しかし これだけで人びとは本当に豊かで健康的な食生活を送る事が出来るものだろうか。食事の真の 意味や生活における食の役割とは、いったい何だろうか。父母や兄弟姉妹、祖父母と異なる世代 が同一のテーブルを囲み、一緒に食事をしていた時代は、いわゆる"同じ釜の飯を食べる"習慣 が根付き、しかも、それぞれの世代の好みや健康状態に合った様々な料理が食卓に並んでいた。 時には、子どもがおじいちゃんの食べているものに興味を示し、それを食したりする事で色々な 食べ物を味わう体験を重ねる日常生活を送っていた。  このように自分以外の者が、美味しそうに食べているのを見て普段あまり食べない料理に箸を 伸ばすと言ったように、自然に食への関心が芽生え深められ、いつの間にか苦手であった食べ物 も食べられるようになった。食卓には、いつも豊かな学びの世界が広がり、特に子どもたちにと っては、宝の山が輝いているように見えているはずである。大人たちの動作ひとつひとつに好奇 心を持ち、食べ方やマナーなども身に付けていく。  食育活動を推進する人びとは、今一度、食の原点に立って、食の本当の姿を見つめなおしてほ しい、そして、現代社会においてバラバラになってしまった家族や近隣の人びととの絆や連帯感 を高める機会を食を通して再構築してほしい。自らも、これらの食育活動に自然体で臨みたいと 思う。

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